心臓の冠動脈血管が閉塞を起こし血液の流量が下がり、心筋が虚血状態になり壊死 した状態で、心臓の筋肉細胞に酸素や栄養が行き渡らなくなる現象。
我々の仕事は、病気になった心臓を診るのではなく、心臓に負担がかかっているかの 度合いを調べ、早期の治療をすることにより、病気にならない身体を作ることである。
循環器系と自律神経図
循環器系と自律神経図をご覧下さい。
循環系・・・血管系とリンパ系
ここでは初めに、自律神経に異常が無いかをチェックします。循環器系の神経支配は、 迷走神経に関係します。
迷走神経を調べるため、脳幹の機能表を表示します。
脳神経機能低下の判別できたならば、心臓の状態を診る。
心臓には電気刺激を受ける部位があります。
心臓弁は、主に三尖弁を検査します。機能低下が-30%までは、 迷走神経に関係します。それ以上の低下は、即医療機関へ 紹介します。
同じように冠動脈に異常が見られた場合、即 医療機関へ紹介します。
当治療室では、迷走神経に異状が認められた場合、 心臓の心房、心室を検査します。
-30% 以上の低下が認められた場合、 即医療機関へ紹介します。
心房と心室 心臓には2つの心室(左心室・右心室)と2つの心房(左心房・右心房)がある 心室は血液を送り出すポンプ部分で、心房は静脈から血液を集めるところ 左心室は体循環のポンプ、右心室は肺循環のポンプである 心房と心室の間、また心室の出口には血液の逆流を防ぐための弁がある 左右の心房の間の壁を心房中隔、左右の心の間の壁を心室中隔という 機能表による検査は、それぞれの機能低下を判断し、-50%を越えると緊急的に 病院への転送を伝え、医療機関へ紹介する。 それでは、心臓の機能について機能表を紹介します。
さらに詳しく検査をし、異状が認められれば、 医療機関へ紹介します。
心臓弁についても、殆どの異状は迷走神経に問題があります。
原因は、身体の変形が脳神経を圧迫しています。 異状がひどければ、即医療機関へ紹介致します。
医療機関では、次のような方法で慢性心不全を分類しています。 機能表は、各ステージを客観的に検査をおこないます。
心不全の種類別に機能検査を実施します。 おおよそどのステージに該当するかの検査機能表図です。
心臓の拡張期にどのような症状が出るか、判別診断を行います。 別な角度から鑑別します。
左心室の機能不全を検査します。検査には、別途迷走神経も 検査対象になります。
医療機関が行うステージ分類ですが、機能表により さらに詳しく判別診断が可能です。
これらの精細な機能表を使い検査を行う。その結果、異状を認められたならば、 専門の医療機関で診断を行ってもらう。 あくまでも、異常があるかの検査であるため、その点を留意して頂きたい。 なお迷走神経の機能低下は、当治療室で改善する療法を実施しています。 脳幹の治療により、上位運動ニューロン・下位運動ニューロンの機能回復は 定評があります。