一般的な症状で項目がないもの、
しかし重要な物をあえて別に説明致
します。全て関連した項目です。
頭蓋骨について
頭蓋骨の変位は、脳神経に影響を与
える。身体の変形による変位は、脳
に及んでいる場合があります。
そこで、頭蓋骨に関して説明致しま
す。
頭蓋骨は、22個からなるパーツに
より構造をなしている。脳を外傷か
ら保護する骨格である。
その内訳は、8個の骨格が神経頭蓋
すなわち脳と延髄を囲む骨の保護
円蓋を形成しています。
14個の骨格が内臓頭蓋(顔を支持
する骨格)を形成している。
中耳の6個の耳小骨は側頭骨の内
側に包まれている。それらを除く
22個を施療対象とします。
これらの骨にたいする病理は余り
詳しく述べたものが少ない。障害
に対する対応は限られている。
これより療術的対応を述べる
脳の障害において、体型から来る歪
みは、現状では脳と脳を取り込む骨、
つまり頭蓋骨に関係する疾病が多い。
これは、頭蓋骨の縫合するある部位
がロック(固着)されて、脳そのも
のを圧迫する現象が起きている。
恐らく、大脳皮質レベルでも神経の
流れが阻害されていると考える。
大脳皮質の6層に神経伝達の不備が
考えられる。
その縫合部と内部の骨の歪みを検査
し修復・修正しなければ、より健康
体を取り戻すすべを100%行ってい
ない事になる。
頭蓋骨の動きは、科学的な証明
(エビデンス)が為されていない。
研究者が少ないのではないか。しか
しながら、施療の臨床現場では、
頭蓋骨の調整により神経のバランス
がとれ、「うつ」などの解消に効果
を発揮している。
今までの問題点は、
どの部位がどれだけ機能低下してい
るか、ハッキリと掴むことが出来な
かった。
改良点
1)各部品の機能低下とその度合い
がハッキリすることが出来た
(判別診断)。
2)また施療方法では、どの方向か
ら異状が出ているか、掴むことが容
易になった。
3)施療方向が確実にわかる。
4)結果を精確に判別できた。
当施療室では、上記の問題点を解消
するため、「筋力反射テスト法」を
作成した。
微妙な狂いの検査が可能になり、
最早「感」による検査が不必要にな
った。
さらに、施療前と施療後との検査に、
患者さん自身「ハッキリ」と確認出
来るようになり、身体での状態を感
知(実感)することが出来るように
なった。
つまり、双方向での確認が出来たと
いうことである。
施療には、身体のバランスを取る施
療からはじめ、最後に頭蓋骨の施療
が必要である。
急ぐあまり、頭蓋骨施療のみでは、
良い結果と長続きはしません。
なお、これから説明する
「筋力反射テスト法機能表」につい
て、ご使用頂ければ幸いである。
検査法について
初めに、頭蓋骨のどの部分に障害が
発生しているかの確認検査を行う。
1)頭蓋骨検査機能表
2)頭蓋骨分割機能表
22個の頭蓋骨を「筋力反射テスト」
により絞り込む。
3)施療について
障害のある部位を見つけたならば、
その方向を確認し調整する。
その方法については割愛する。