なります。その結果、足は上方へ引揚げられます。
反対の左足は、前方下方になります。
その結果、体重のかかった右足は短くみえます。両足を測定すると
右 足が短く見えます。
目視ではおよその判別はできますが、機能表を使うことによりミ
リ単 位で計測出来るのです。
それでは実際に足の長さを調べる機能表をご覧下さい。 足の長さ機能表
次の図が足の長さを調べる機能表図です。
この機能表を筋力反射テストにより右足が短いか、左 足が短いかを検査
いたします。
そして何ミリ短いかを判別してくれます。
正式には、筋力反射機能表といいます。これは日・米 の特許を取得して
います。より正しい検査が可能です。
機能表と筋力検査については「機能表について」をご覧下さい。
足の長さが不揃いということは、骨盤に問題があるのです。次は骨盤変位
を検査する機能表です。 骨盤変位機能表
次の図は、骨盤の変形を調べるための機能表です。
骨盤の変形には、前方下方か後方下方か、骨盤が内方 変位か
外方変位か、などを調べます。
整形外科ではこのような変位を検査致しません。
正式には、骨盤変位機能表といいます。
こ の検査機能表も日・米の特許を取得しています。 この検査は、
通常X線写真をもとに線引きをして変位の 型を決めます。機能
表を使うことにより精確に調べる ことが可能です。それは患
者さんの脳へ反射させ検査を おこなうもので、非常に精確
な検査を求めることができるのです。これらの検査は一見うつ病と関係ないかに思えますが、
実は骨盤の狂いは建物でいえば土台になります。
土台が水平でない と身体はどちらかに傾いてしまいます。
しかし人はその不均衡を、他の部位で補正するようになります。
反対側の肩や頚に重石を乗せバランスを取るようになるのです。
これが肩凝りの始まりであり、全ての病気の始まりに繋がっていくのです。
何故頚に負担がかかるのか
負担は、身体の傾きと骨盤の変位、さらに頚椎へ負担がかかっていきます。
頚椎のついて説明いたします。
頚つまり頚椎にどれだけ負担がかかっているか、を検査しなければ意味が
ありません。しかし、どのような方法で頚椎の状態を調べるのか、今現在検査方法を
見出す事は出来ません。そこで一つの方法として、筋力反射テストにより
精確に調べる方法を
見つけました。それがこれから表示する頚椎機能表です。先ずご覧下さい。
検査方法は、右の頚椎に問題があるかあるいは左頚椎に問題がある
かを検査。
検査の手段として、患者さんの力を使い調べる。いわゆる筋力反射
テストである。
頚椎の1番から7番まで調べます。特に問題がある部位は頚椎1番か
ら3番迄の回旋捻れです。
次にどのようにして、頚椎に問題が起きるのか別の模型でご説
明致します。
頚椎の1番から3番迄の模型です。 赤い管は椎骨動脈を表しています。下から血液が送られE,D,C,Bを通り、
A に出てここから脳底動脈となり脳へ入ります。
この頚椎が捩じれ回旋を起こしますと、血流不足となり脳へ酸素、栄養が
不足となり、脳の神経細胞は機能低下を引き起します。
視床下部では、自律神経に影響を与えます。
脳へ入る以前には、小脳、脳幹にも血流不足となり、それぞれ機能低下を
引き起します。小脳では運動機能に問題を起こし、脳幹では脳神経の機能
低下を引き起こします。
脳幹ではどのようになるかを説明いたします。先ず脳幹の位置から。白く丸をした部分が脳幹部です。横に出ている骨は頚椎1番を示しています。
それでは脳幹のイラストをご覧下さい。
脳幹から出ている脳神経は10本あります。
その内、副交感神経支配の脳神経は4本あります。 それぞれ、脳神経3番(動眼神経)、脳神経7番(顔面神経)
脳神経9番(舌咽神経)、脳神経10番(迷走神経)であります。
これらの神経圧迫は、視床下部の自律神経に関係していると考えます。
脳の中を調べてみましょう。大脳基底核という部を矢条面で見てみます。
さらに核を見ますと、
尾状核、被核、淡蒼球外節・内節、視床下核を拡大してみます。
最近では扁桃体も話題に上がっています。扁桃体機能表を示します。
うつ病といってもこのような検査方法があります。
薬づけの方、一向に良くならない方、症状名に納得のいかない方、
ぜひお問合せください。